知っていますか?「セント・パトリックデー」

真っ黒な色とクリーミーな泡が特徴的な「GUINESS BEER(ギネスビール)」。ビール好きの人なら1度は飲んだことがあるかと思いますが、そのギネスビールの母国「アイルランド」に世界的に有名なお祭りがあることをご存知ですか?

そのお祭りの名前は「St Patrick’s Day(セント・パトリックデー)」。アイルランドにキリスト教を広めた聖人「St Patrick(聖パトリック)」の功績を称えるお祭りで、彼の命日である3月17日は祝祭日にもなっています。

そもそもアイルランドってどんな国?

image003_640アイルランドはイギリスの国土を占めるグレートブリテン島の西側に位置する島、アイルランド島にある共和国です。日本では、漢字の当て字で「愛蘭土」と表記されることもあります。面積は北海道とほぼ同じくらいで、人口は約470万人。首都は島の東に位置する都市「DUBLIN(ダブリン)」で、全人口のおよそ3分の1が集まっています。公用語はアイルランド語と英語ですが、現在では一部の地域を除いて日常的に英語が使われています。

どんな名物があるの?

アイルランドの名産品として有名なのは、真っ黒な色が特徴的なスタウトビール、ギネスビールです。このビールは世界中で親しまれている最も有名な黒ビールと言ってよいでしょう。その為「Irish Pub(アイリッシュパブ)」と呼ばれるスタウトビールが飲める酒場も有名で、日本でも数多くのアイリッシュパブが軒を連ねています。牛肉をギネスビールで大胆に煮込んだ、「ビーフ&ギネス」という料理もあります。

アイルランドの文化は?

アイルランドの人々「Irish(アイリッシュ)」は、とても陽気で人懐っこい性格で、交流好きな人が多く、パブで一人でお酒を飲んでいても必ずと言っていいほど誰かしらに話しかけられます。お酒が大好きなアイルランド人にとって、パブは大切な社交の場。朝から営業しているところもあり、スタウトビールを片手に厚切りベーコンやプディングが特徴の「Irish Breakfast(アイリッシュブレックファスト)」を楽しめる店もあります。

参考URL:http://www.arukikata.co.jp/country/IE/

St Patrick(聖パトリック)ってどんな人?

アイルランドの使途とも呼ばれる聖パトリックは、「パトリキウス」という名前のアイルランドの守護聖人。イギリスを構成する4つの国の1つである、ウェールズに生まれた彼は、16歳の時アイルランドに拉致され、奴隷として売られてしまいます。

その後6年間牧場で羊飼いとして働かされた彼は、ある日神のお告げを受けます。そのお告げに従い牧場を脱走し、ヨーロッパ大陸の修道院で12年間修行を積んだ後、再びアイルランドを訪れ、自身が亡くなる迄の約30年間、キリスト教の布教活動を行ないました。

その間にアイルランド国内に365個もの教会を建て、讃美歌も作曲をしたと言われています。彼がキリスト教の教えである「三位一体」を説くのに使った「シャムロック」と呼ばれる3つ葉のクローバーは、今でもアイルランドのシンボルとして親しまれているほど、アイルランドにとっては重要な人物なのです。

参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%82%A6%E3%82%B9

ケルト文化にどっぷりつかる!セントパトリックス・デーの意味と楽しみ方

セント・パトリックデーには何をするの?

image005_640聖パトリックの命日である3月17日を中心に行なわれるお祭りで、首都ダブリンでは、5日間に渡ってパレードやショーなどが行われます。

この期間はアイルランドのシンボルカラーである「緑色」を使った装飾が施され、街や人、ビールまでもが緑色に染まります。また、聖パトリックのシンボルである、シャムロックを模したデザインの小物を飾ったり、身に着けたりします。

アイルランドだけじゃない!世界各国のセント・パトリックデーをご紹介

image007_640アイルランドはその歴史的背景から、同じ英語圏である国々に多くの移民を輩出しています。そのため、今でも世界各国でこのセント・パトリックデーに関連した行事が行われています。

アメリカでは、ニューヨークで大規模なパレードが行なわれるほか、シカゴ川やホワイトハウスの噴水などが緑色に染められます。大リーグのチームもこの日は緑色のユニフォームを着用します。オーストラリアではシドニーにあるオペラハウスが緑色に。カナダでは、モントリオールでパレードが行われます。お隣イギリスでは、ロンドンでパレードが開催されるほか、アイリッシュ・フードマーケットという、アイルランドの食材を使った露店も出店されます。

参考URL:http://blog.iknow.jp/posts/2883

日本にいても楽しい!国内で「セント・パトリックデー」を満喫する3つの方法

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1:各地で行なわれるパレードを見に行こう!

2017年は日愛外交樹立60周年ということで、各地で例年より盛大にイベントが開催されます。
◆3月18日(土)
・大阪府大阪市とんぼりリバーウォーク
http://irishnjosaka.web.fc2.com/index.html
・熊本県熊本市 熊本市役所周辺
http://parade.kumamoto-ireland.org/
・沖縄県沖縄市中央パークアベニュー
http://kozaweb.jp/event/detail.html?&sp=true&id=3739

◆3月19日(日)
・東京都渋谷区代々木公園
https://www.facebook.com/iloveireland.japan/posts/1218652404891869
・愛知県名古屋市大須商店街
http://www.inj.or.jp/group-post/2017%E5%B9%B4-inj%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E6%83%85%E5%A0%B1-2017-nagoya-stpatricks-day-parade-info
・福岡県福岡市新天地

セント・パトリックス・デー2017

◆3月20日(祝)
・香川県高松市丸亀町壱番街
http://www.sanlabo.net/event/event.shtml?id=149

◆ 3月26日(日)
・千葉県千葉市海浜幕張公園

セント・パトリックス・デー・パレード千葉 2017


・福井県福井市ハピテラス
福井パトリックスデー出演者募集

どのパレードもドレスコードは緑色をテーマにした仮装!
飛び入り参加OKのパレードもあるので、見ているだけでは満足できない方は思い切って参加してみましょう!

2:来場者は10万人越え?「アイラブアイルランド・フェスティバル」に参加しよう!

毎年3月に代々木公園と表参道で開催されている「アイラブアイルランド・フェスティバル」は、アイルランドの料理、音楽、ダンス、文化を家族そろって楽しめる家族揃って楽しめるアジア最大級のセント・パトリックデーの祭典です。今年はアイルランド‐日本外交関係樹立60周年を記念して、開催日を拡大!3月18日(土)と19日(日)の2日間にわたって開催されます。緑のイメージにふさわしい「エコ」を新たなテーマとして取り入れ、その内容・規模と もに、史上最高のものとなることが期待されています。

3:イベントに参加できなくても大丈夫!近所のアイリッシュパブでパブクロールを楽しもう!

アイルランドに行ったことがなくても、アイリッシュパブなら行ったことがある!という方は多いのではないでしょうか?居酒屋ともバーとも違う独特の雰囲気を持ったアイリッシュパブ。実は全国各地に点在しています。そのパブを「はしご」する行為をパブクロールと言い、2014年に公開された映画、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(The World’s End)』でも取り上げられ話題となりました。

作中で舞台となったのは、ブリティッシュパブですが、アイリッシュパブでもパブクロールを楽しむ人は多く、特にセント・パトリックデーの前後では、日本でもイベントとしてパブクロールが行われる地域もあります。

アイリッシュパブの特徴は様々ありますが、やはり何といっても特徴的なメニューと陽気な店内の雰囲気です。ビールもギネス以外に「(MURPHY’S(マーフィーズ)」というスタウトビール、レッドエールと呼ばれる「Kilkenny(キルケニー)」等の地ビールが楽しめる他、シードルと呼ばれるリンゴを原料としたビール「MAGNERS(マグナーズ)、アイリッシュウイスキーの「JAMSON(ジェームソン)」、「BAILEYS(ベイリーズ)」という甘リキュールを使ったカクテルもあるので、ビールはちょっと苦手という方でも十分楽しめます。

また、アイリッシュフードはもちろん、アイルランドの伝統楽器であるフィドル(バイオリンのような楽器)やバウロン奏者によるライブが楽しめるパブもあります。

都内では「THE DUBLINERS’ IRISH PUB(ザ・ダブリナーズ アイリッシュパブ)」が有名で品川や渋谷、新宿などに店を構えています。

個人経営のアイリッシュパブでも、セント・パトリックデー当日には、緑色の装飾品を身に着けて来店するとお得な割引サービスを受けられるかもしれません。

参考URL
http://www.geocities.jp/terryspub/Irishpub/bpub-ipub/bpub-ipub.html
http://www.dear-little-shamrock.com/link/link_Pub.html

いかがでしたか? アイルランドのお祭り「セント・パトリックデー」。イベントですが、アイルランドはもちろん世界中で、また、日本でも近年盛り上がりを見せています。

「3月17日」当日や前後の週末は、緑色のアイテムを身に着けて、各地で開催されるイベントに参加したり、友人とアイリッシュパブに繰り出すなど、大いにアイルランドの文化を楽しんでください!

<了>