みなさん、ビットコインをご存知でしょうか?これまでお金のやり取りは「紙幣」が中心でしたが、それに代わる手段として近年大きな注目を集めています。とはいえ、ビットコイン自体を知らない人も多いのではないでしょうか?

そもそも、ビットコインとは

ビットコインは、本当はいわゆる「通貨」ではなく、「電子マネー決済システム」だ。ビットコインというのは、何か物理的なものが誰かから誰かに渡っているわけではなく、誰にいくつ発行され、誰から誰にいくら支払われたかのデータを記録する仕組みだ。 — 誰も教えてくれないけれど、これを読めば分かるビットコインの仕組みと可能性(TechCrunch)

ビットコインを理解する上で重要になるポイントは、「ビットコインは、電子マネー決済システムだ」という部分。ビットコインを利用することで、既存の貨幣通貨と異なる決済方法で、取引ができます。

「お金」のあり方を変える存在として大きな期待をされて久しいですが、果たして、ビットコインは人々の生活を本当に変えているのでしょうか?まずは日本人の考えから見ていきましょう。

ビットコイン消失事件は、ビットコインに懐疑的な人々を増やした

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日本のメディアがこぞってビットコインを取り上げるようになったのは、2014年のこと。きっかけは、一つの事件でした。

インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引所「マウントゴックス」を運営するMTGOX(東京・渋谷)が28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。債務が資産を上回る債務超過に陥っていた。顧客が保有する75万ビットコインのほか、購入用の預かり金も最大28億円程度消失していたことが判明した。– ビットコイン取引の接続記録消える 破綻前、証拠隠滅か(朝日新聞)

この事件により、ビットコインに対して懐疑的な意見が増えました。ビットコインに対する人々の意見を紹介します。

変化が嫌いな日本人は「ビットコイン」に否定的

第二のビットコイン消失事件が起きる前に、ビットコインの使用停止を

ビットコイン消失事件を受け、ビットコインに反対する意見。「ビットコイン=詐欺」というイメージが、国民に浸透しているようです。果たして、日本国内でビットコインが使用停止になってしまうのでしょうか。

ビットコインは所有権の対象ではない

ビットコイン消失事件にまつわる裁判の結果、ビットコインには所有権が認められないという判決が出ました。この判決は、ビットコイン普及の足止めとなりそうです。

以上のようにビットコイン反対派が多い日本ですが、ビットコインに好意的な人々もいます。ビットコイン推進派の意見も見ていきましょう。

現金よりもビットコインの方が安全?ビットコインを推進する少数派の声

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Photo By Zach Copley via Flickr

現金より、ビットコインは安全

ビットコインのシステムに触れ、現金よりセキュリティが安全であると訴える意見。ビットコインの概念が人々に正確に理解されたなら、劇的に普及するかもしれません。

ビットコインは優れたシステム、問題は人の欲

お金の本質は「信用」にあり、「信用」は人々が生み出すものです。ビットコインの本質も「信用」にあるため、運用から人を切り離すことは不可能でしょう。ビットコインを運用する人々の「信用」が普及するカギとなるのでは。

ビットコインの日本対応は、ビットコインの普及を促すかも

「日本への対応」が何を指すか、気になるところではありますが、この人もビットコインの良さを認めています。「ビットコインで決済できるお店やサービスの増加」や「ビットコインと日本円を交換できるATMの設置」が進めば、日本でのユーザーも増えるのでは。

海外では、ビットコインのATMが増えている

上記のTweetによれば、海外ではビットコインのATMが増えているよう。実際、海外の人々はビットコインをどのように捉えているのでしょうか。

新しいもの好きで、便利さを重視する海外ではビットコインに対して好意的な人が多い

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Photo By Jason Benjamin via Flickr

人々は、最新テクノロジーであるビットコインを使うべき

ビットコイン(のような)テクノロジーを、皆が使うべきだと主張する女性。ビットコインによる決済は確かに便利です。

何よりもスピード感に優れている、ビットコイン

銀行のアカウントを作るのは煩雑だが、ビットコインのアカウントは一瞬で出来る。取引のスピードが早いことは、ビットコインの魅力の一つだと分かります。

ビットコインがハッキングされることは、銀行に強盗が入るのと同じ

銀行のドル札が盗まれても、ドル紙幣を責める人はいません。これと同じく、「ビットコインがハッキングされたとしても、ビットコインというシステムに問題はない」という意見です。彼のように、すべての人々がビットコインを信頼できる日は来るのでしょうか。

海外は日本より、ビットコインに好意的な人が多い印象を受けました。しかし、ビットコインに対するネガティブな意見も見られます。

海外で見られる、ビットコインへのネガティブコメント

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Photo By Jason Benjamin via Flickr

パスワードがわからなくなって、ビットコインが使えない

ビットコインを取引するパスワードが分からなくなり、嘆いている女性。セキュリティを確保する目的で、ビットコインのパスワードは複雑になっています。安全性が担保されている裏返しではあるものの、ビットコインは使いやすいとは言えないでしょう。

ビットコイン非対応のサービスが多い

大手PCメーカーのDellがビットコイン利用を承認したが、DellOutletではビットコインが使えなかったと残念がる男性。ドルのような基軸通貨と比べ、使える場所が限られていることも、ビットコインの問題点ですね。

テクノロジーに対する関心の強いTwitterユーザー、ビットコインに対しても「使ってみて不便だった」というtweetが多かったです。

海外で人気の高まるビットコイン、日本でも人気が高まるか

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Photo By BTC Keychain via Flickr

ビットコイン消失事件によって、ビットコインは胡散臭いものというイメージが広がってしまった日本。一方海外では、人々が積極的にビットコインを利用しています。

海外でなぜビットコインが使われているのか、日本人がこの理由を理解したとき、日本でもビットコインの普及が進むかもしれません。

文:Social Likers! by JCTV

写真提供:Flickr, PIXTA

参考:
誰も教えてくれないけれど、これを読めば分かるビットコインの仕組みと可能性(TechCrunch)
マウントゴックス破綻 ビットコイン114億円消失(日本経済新聞)